1日の終わりに、子どもと一緒に絵本を読む――
わが家では
そんな“おやすみ前の絵本タイム”が、
毎晩の大切な習慣になっています。
この時間はママに甘えられる時間――と
子ども達はとても楽しみにしています。
この記事では、
わが家のおやすみルーティンと、
絵本の時間がもっと好きになる
おすすめグッズを3つご紹介します。
寝かしつけがちょっと楽しみになる
ヒントになれば、うれしいです。
はじめに:毎晩の絵本タイムについて

わが家では、子どもが1歳のころから
毎晩寝る前に絵本を読む時間を大切にしています。
はじめは「寝かしつけのために」と思って
始めた習慣でしたが、
気づけば子どもたちにとっても私にとっても、
心がほっとする大切な時間に。
忙しい日も、ちょっとイライラしてしまった日も、
布団の中で絵本を開くと、自然とやさしい空気に包まれます。

ママが忙しそうじゃなくて
のんびりぎゅっとできるから大好きな時間だよ

ナミは、絵本の途中で寝ちゃうよ
ママの声を聴きながらだと不思議とよく眠れるんだ~
絵本タイムは、
**寝かしつけだけじゃない“つながりの時間”**
だと感じています。
そんなわが家の“おやすみ習慣”と、
それをもっと楽しむためのグッズをご紹介していきます。
本当に良かった“おやすみ時間”アイテム3選

「寝かしつけ」は、
時に大変な時間でもあるけれど、
お気に入りのアイテムがあるだけで
親子にとってちょっと特別で、愛おしい時間になる気がしています。
1.やさしい香りで気持ちを整えるアロマ

寝る前、絵本を読みはじめる少し前に
ほんのり香るアロマを部屋に広げています。
我が家で使っているのは、
リラックス効果の高いラベンダー系。

- 左側は、無印良品「エッセンシャルオイル ラベンダー」
- 右側は、生活の木「ブレンド精油 夜(NIGHT)」
無印良品の方は、アロマストーンに2,3滴たらすだけ。
生活の木の方は、瓶をそっと傾けるだけで優しくアロマが広がります。
ふわっと空気がやさしくなるんです。
子どもたちも「いいにおい〜」とごきげんに布団に入ってくれることが多くて、
バタバタしがちな夜も、自然と“おやすみモード”に切り替えられるようになりました。
\記事で紹介したアロマ/
2.寝る前にあたたかいカモミールティーを

子どもたちが寝静まったあとの
**私の“おやすみアイテム”**が、
ノンカフェインのカモミールティー。

ひとりの時間、
ついあれもこれもやりたくなってしまうけど
カモミールティーであえてゆっくり「何もしない」ようにしています。
やさしい香りとあたたかさに包まれる時間は、
がんばった1日をそっと癒してくれるごほうびみたいなもの。
カップを両手で包むだけで、心がふっとほどけて、
「今日もいい1日だったな」と思えるんです。

ノンカフェインでリラックスできるから
私自身の寝つきも良くなった気がするよ♩
ちなみに、わが家で飲んでいるカモミールティーはこれです。
3.わが家の「絵本棚」ふたつ

ひとつめの本棚は、リビングに。
日中、なんだか疲れてだれてしまった時に
のんびり読める絵本があると親子ともに助かります。
下段には、長女のお勉強セットも収納しています。
- 子どもが選びやすい高さ
- 文字が読めない子も、選びやすい
- 木製であたたかみのある絵本棚
購入してから5年たちますが
絵本を入れ替えるとすぐに気が付き
「これ読んで~!」と
持ってきてくれます。
今は同じものは売っていないのですが
似ている絵本棚をいくつか見つけたので、参考までに貼っておきます。

寝室の絵本棚は、ニトリで、長女が生まれる前に買ったもの。
気づけば、もう10年以上。
昔は私の本をメインに入れていましたが、
今は、毎日のように子どもたちの絵本生活を支えてくれている
コンパクトだけど頼れる相棒です。

左下には、おねしょをした時のために着替え。
右下には、目覚まし時計やハンドクリームなどこまごましたものを入れて、そのままベッドサイドに置くよ。
ころころ寝返りを打ちながら絵本を見つめていた赤ちゃん期。
「これ読んで!」とお気に入りを引っ張り出していた2〜3歳のころ。
そして今は、妹と一緒に並んで座って、声を出して読んであげる姿も。
棚に入っているのは、色とりどりの絵本たちと、家族の記憶です。
新しい棚に買い替えようかな?と思ったこともあったけれど、
このちょっと古びた本棚が、今の暮らしにはちょうどいい。
「今日もここから選ぼうね」と言える安心感は、
毎晩の絵本タイムに欠かせないものになっています。
こちらも、今は同じものは売っていないのですが
同じシリーズの棚を見つけたので、参考までに貼っておきます♩
おやすみ前におすすめの絵本3冊
絵本の力ってすごいなぁと思うのが、
「聞いてるうちに眠くなる~」と子ども自身が感じているところ。
特に、何度も読んだことのあるお気に入りの絵本
はそれが顕著です。

ストーリーを知っているからこそ
安心して聞けて、物語の世界に入ってるうちに
眠ってしまうのかな♩
わが家の“おやすみの定番”はこちらの3冊*

- 三浦太郎『くっついた』

これを読んで3人でほっぺたをくっつけあって寝るのが定番です。
子ども達は、甘えたい時にもこの絵本を持ってきてくれます。

- かこさとし『わたしがねむり 』ねていたとき』

寝ている間に何が起こっているのかを、ちょっと神秘的な世界観で伝えてくれる絵本。
ファンタジー×科学絵本という、傑作。
こちらはもう廃盤の絵本なので、入手出来たらラッキーです♩
私は、絵本市で見つけました♩

- マーク・スペリング『うまれてくれてありがとう』

親から子への“存在そのものへの感謝”が込められた、心をギュッとつかむ一冊。
「たくさんの育児本はいらない、この絵本だけでいい」と思えるような内容だよ。
どれも声に出して読んでいて気持ちよくて、
親自身が穏やかな気持ちで一日を締めくくれます。
おわりに:絵本の時間は、親にとっての癒しでもある

絵本の時間というと
「子どものため」と思われがちだけれど、
実は私にとっても、心がほっと落ち着く癒しの時間です。
眠る前のほんの10分でも
子どもの体温を感じながら、
一緒に物語の世界に入っていく時間は、
どんなに慌ただしかった日でも
「こうして3人で絵本が読めて、いい一日だったな」
と思える魔法のようなひととき。
子どもが絵本の中で安心を見つけるように、
私もまた、絵本を読むことで“自分自身”に戻れる気がしています。
読み聞かせは、子どものためだけじゃなくて、
親の心にもそっと寄り添ってくれるものなんですね。
お気に入りの絵本と、心地よい空間と、やさしい香り。
そんな小さなものたちが、毎晩の「おやすみ時間」を少しずつ育ててくれました。
この小さな習慣が、誰かの夜にもそっと寄り添ってくれたらうれしいです。