今回は、未就学児の習い事についてのお話です。
「そろそろ何か習い事を始めたほうがいいのかな?」
「周りはもう始めてるみたい…」
そんなふうに悩んだこと、ありませんか?
わが家も、長女が未就学児の頃、いくつかの習い事をさせました。
けれど、今振り返ってみると
「親が頑張ってまでやる必要はなかったな」と思っているのが正直なところです。
今日はそんな実体験と、今思うことを綴ってみようと思います。
習い事を始めたきっかけと、やめた理由

未就学児に習い事をさせた理由
きっかけは
「そろそろ何か始めたほうがいいのかな」
という気持ちでした。
リトミック、体操、英語、そしてプール。

たくさんの経験をさせてあげたい…!
どれも「娘のためになるかな」と思って
通わせ始めました。
楽しそうに通ってくれる日もありましたが、
毎回そうとは限りませんでした。
習い事が親子のストレスになっていた
習い事の日になると、
朝から「今日は行きたくない…」とぐずぐず。
私も、
「せっかくお金を払ってるのに」
「先生に迷惑をかけたくない」
そんな気持ちで、
つい強い言い方をしてしまうことも。
バタバタ準備して、
時間に間に合わせて、
機嫌を取って…
気づけば、「長女のため」のはずの習い事が
親子で疲れる時間になっていました。

下にきょうだいがいると
さらに大変だよね…
やめたあとの変化と気づき
勇気を出してやめてみたら
驚くほど気持ちが軽くなりました。
子どもの機嫌もよく、親子でゆったりと過ごせる時間が増えたんです。

「やめる=負け」じゃなかったよ
「合わないものをやめて、心地よい暮らしを選ぶ」って、
こんなに大事なんだなと実感しました。
未就学児に本当に必要なことは?

一番大事なのは「遊び」と「安心感」
いま、保育や教育の現場でも言われているのが、
**「遊びこそ最高の学び」**ということ。
特に未就学の子どもにとって
自由に遊ぶ時間、
親と穏やかに過ごす時間は、
学びの土台になります。
「楽しかったね」
「できたね」
そんな小さな積み重ねが
子どもの心を育てていくのだと思います。
小学校入学前に育てたい力とは?
それでも気になるのが
小学校入学までに身に着けた方がいい力はあるの?
ということですよね。
- 自分の気持ちを言葉で伝える力
- 自分で考える力
- お友だちと関わる力
これらは、習い事を通さなくても
日々の生活のなかで育っていくものです。
大げさなことをしなくても、
「一緒にごはんを作る」
「近所をお散歩する」
それだけでも、十分なんですよね。
習い事を無理にさせない子育てのメリット

時間とお金のゆとりができる
習い事をやめて一番感じたのは、余白が生まれたこと。
時間にも、お財布にも、心にも。
「◯時までに行かなきゃ」がなくなって、ぐっと自由度が増しました。
その分、家族で公園に行ったり、好きな遊びに夢中になれたり。
親子関係が穏やかになった
私がイライラしなくなったので
自然と子どもも落ち着いた気がします。

怒らないですむって、やっぱりいいね!
親子の関係って、
余裕の有無にすごく左右されるんだなと実感しています。
「やりたい!」と思った時が始め時
その後、長女ウリは小学生になってから
「これやってみたい」と自分から言い出し、習い事を始めました。
自分のタイミングで始めたからこそ、楽しんで続けられています。
「子どもからの意思」って、やっぱり大きい。
あの苦労の日々が嘘みたい!
無理に始めなくても、その時はちゃんと来るんですね。

楽しみで、次はいつ?って
何度も聞いちゃうよ!
習い事をさせるか迷っている親へ伝えたいこと

「やらせなきゃ」はいらない
習い事は、
必ずしも「早ければ早いほどいい」わけではないと感じています。
焦らなくて大丈夫。
子どもが笑っていて、家族が心地よく過ごせることが一番。
親が笑っていられることが一番
「習い事どうしよう」と
悩んでいる自分にも、やさしくしてあげてください。
頑張りすぎない、
背伸びしない子育てでいいと思うんです。
「何もしない」も立派な選択肢
周りと比べて焦る気持ち、
私にもありました。
でも、習い事をしていなくても、
子どもはちゃんと育ちます。

「何もしない」ことは
決して手抜きじゃないよ!
大切なことを見失わずにいられる、
素敵な選択だと思います。
まとめ:子どもに必要なのは、安心して笑える時間

未就学児に習い事は必要か?と聞かれたら、
私はこう答えます。
「家庭での安心感と、自由な遊びの時間。それがあれば、習い事は無理にやらなくて大丈夫です」
もし今、習い事のことで悩んでいる方がいたら、
少しでも肩の力が抜けるきっかけになったらうれしいです。
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