家庭保育をしてきた方にとってひとつの目標である「幼稚園入園」

やっと、ここまできた~長かった~(えらいぞ自分っ!!)
子どもが入園したら、自由時間に何がしたいですか?
マヨはとりあえずゆっくりトイレでふんばりた…(自粛)
最近は、3年保育が主流ですが
入園のタイミングを悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さらに、満3歳児保育(年少になる4月より前、3歳になり次第入園できる)
を導入する幼稚園も増えてきて、選択肢はさらに広がっています

昔は2年保育が主流だったよね。一体いつ入園させるのがベストなの!?
2児の母の筆者マヨは、長女の時に2年保育か3年保育かさんざん悩み
2年保育を選びました
数年たち、冷静になって振り返ると
2年保育か3年保育かはどちらを選んでも大差ないと今は感じています
入園のタイミングに悩んでいる方が
すっきりした気持ちで入園のタイミングを選ぶことができたら良いなと思い
当時の事を振り返りながら書いていきます
結論:2年保育でも3年保育でもどちらを選んでも正解です
筆者マヨは2年保育を選びましたが、今思えば
どちらを選択しても、正解、間違いということはなく
あんなに悶々と悩み続けなくても良かったなと思っています。
なぜなら
どちらを選んでもメリットとデメリットがあるからです。
例えば、子どもを公立の中学校に入れるか、私立に入れるか
という悩みがあったとします。
公立には公立の良さがあり(色々な家庭環境の子と出会える、家から近い等)
私立には私立の良さがありますね(進路指導が手厚い、部活動が盛ん等)
どちらを選んだから正解ということはなく
保護者の方が大切にする価値観に基づいて決めれば良い問題です。

2年保育か3年保育にするかという悩みも、これと一緒だね!
2年保育か3年保育かにするかは、
保護者の方の「大切にしたいこと」で決めて良いと思います。
悩みすぎて、眠れぬ夜を過ごす必要はないですよ♩
どちらを選んでも、お子様は元気に幸せに育つでしょう!
3年保育のメリット、デメリット
それでは実際に3年保育のメリットを挙げてみます
- 子が幼稚園へ行く間に、親が体と心を休めることができる
- 今まで保護者と遊ぶことがメインだった子が、お友達と遊ぶ楽しさを知るきっかけになる
次に
3年保育のデメリットを挙げてみます
- 社会の流れで年少から入園が主流になってきましたが、年少はまだまだ幼い。保護者の方と離れることがかなり心理的負担になる子もいる
- 年少で入園すると、おしっこが良いタイミングで行けなかったり、先生にうまく言葉で気持ちを伝えられなかったり、本人にとっても保護者にとっても心配事がある
次女のナミは、満三歳児クラス(3歳4か月で入園)から入園したため
幼いがゆえの心配事がたくさんありました
お弁当の蓋が閉められなくて泣いてしまったり、

まだ幼い子どもが幼稚園で悲しい気持ちでいたんだと知ると、私も胸が痛い…
夢中になるとトイレのタイミングを逃してしまい何度も着替えたり

着替えの洗濯は良いけど、お友達もいるし、本人が気にしていないかな…
あと1年経ってからの入園だったら本人も苦労しないようなことが
幼いがゆえに壁となってしまっているなと感じました。
2年保育のメリット、デメリット
2年保育のメリットは下記の通りです
- 子どもとゆっくり関われる時間が1年増える
- 入園児に年中なので、身の回りのことが一通り自分でできるので本人も親も安心
- 下の子が0歳だったりすると、上の子の送迎はかなり大変。上の子を2年保育にして入園を遅らせると、時間に縛られずに過ごせる
次に
2年保育のデメリットです
- 同い年の子の多くは3年保育で入園するため、平日の午前中に公園へ行っても年下の子しかいない
- 「幼稚園か保育園へ行っていないんですか?」と聞かれて、保護者の方が嫌な気持ちになったり、説明するのが面倒くさく感じることがあるかもしれない
- 気にする性格の子は、入園時に、周りの子はみんな園の勝手がわかっているのに、自分だけ新参者で、疎外感を感じる可能性がある
長女ウリは、2年保育で入園させました
他人から「年少で入れなかったこと」に対して何かを言われ
嫌な気持ちになったことが3回あります。
■1度目は、初対面の児童館の職員です。
その日は平日の午前中で
本来なら幼稚園へ行っている時間でした。
職員「何歳ですか?幼稚園か保育園には通っていないんですか?」
マヨ「2年保育に決めたので、まだ通っていません」
職員「(露骨に不信感を露わにして)へ~」と一言だけ言われ
長女ウリのことをつま先から頭まで2往復ジロジロ見られました。
■2度目は、実母です。
実母「次女ナミのお世話があるのに、長女ウリがこんな生活じゃかわいそうだよ」
と言われました。
■3度目は、義母です。
義母「ちゃんと3年保育で入れないから、心が育っていないんだよ」と、
甘えん坊で私から離れたがらない長女ウリの様子をみて、言われました。
その頃は、子が2人とも未就園児で
子どもとの毎日が私にとっての世界の全てでしたので
この3回の出来事に、私は深く傷つきました。

たくさん悩んで、夫婦で決めたことなのに!

毎日、自分のことは後回しで、必死に子育てしているのに、外野にとやかく言われたくない

外野は関係ない。2人で話し合って決めたことなんだから自信もって行こう。マヨはいつも頑張っているよ。
夫クマは、いつも変わらず私の味方でいてくれたから
今日まで頑張ってこれました。
■また、1度児童相談所の人が急に自宅にきました。

え?なに?虐待で通報されたの?
すごくびっくりしましたが

年少のはずなのに、入園していないお子様がいた場合、様子を見に行く決まりがあり…
訪問させていただきました
という感じで、にこやかな丁寧な職員さんでした。
玄関口で我が家の様子と、長女ウリの様子を見たら安心してもらえたようで
3分ほどで帰られました。
それでも迷う方のために。どちらが良いかの選び方
- 母親が、子どもと24時間一緒にいることで限界がきていないか
- 子どものタイプはどうか(新しい環境にすんなり馴染めるタイプか、母子分離を極端に怖がるタイプではないか等)
1.母親が、子どもと24時間一緒にいることで限界がきていないか
母親に限界がきていて、子どもを1日に3回以上キツく叱っていたり
自分の時間がなくて頭がおかしくなりそうだったとしたら
間違いなく、入園させた方が良いと思います。
それは、挫折ではありません。
頑張りが足りないのでもありません。
子どもは幼稚園で色々な刺激を受けながら
楽しく遊んだり、時に母親を思い出して寂しくなったりしながら
大きく羽ばたいていきます。
その間に、今まで必死に頑張ってきたお母さんも
ゆっくり休んだり、好きなことをしていいのです♪

全国のお母さん、毎日おつかれさま
2.子どものタイプはどうか
お子さんよっては、母親と離れるのを極端に怖がる子もいますね。
また、できないこと、わからないことに大きなストレスを感じるタイプのお子様もいます。
そんな時は、入園を1年遅らせることで、心理的負担を大きく減らせる可能性があります。

時計の短い針が2に来たらお迎えだよ、よいうことを理解できるだけでも、長女ウリはとても安心した様子でした。年少で入園していたら、時計は理解できなかったと思います
それでも、やっぱり3年保育で入れたいなと思う場合、
「年少のうちは週5で通わなくても、週2,3で良いよね」という
ゆるい気持ちで入園させるのも良いと思います♩
その時々の、親子の調子で柔軟に…!
逆に、好奇心が強く、新しい環境にもすんなり馴染めるタイプのお子様なら
3年保育で入園すると新しい世界が開けて毎日が楽しいと思います。
参考までに、わがやの場合。2年保育にした理由と、実際の感想
参考までに、わがやの場合をご紹介します。
長女ウリは、恥ずかしがりや・母親と離れることに強い不安を持つタイプで
私が次女ナミの授乳で遊べない状態でも離れるのを嫌がり
父親と公園に行くことさえ嫌がるほどでした。
(次女ナミは当時0歳でした)

親離れを急がず、そばにいさせれてあげた方がウリのためにいいのかな。でも24時間2人の育児をするのはしんどいなぁ…
結論、長女ウリの気持ちを優先して2年保育に決めました
でも、決めたは良いものの、ずっと葛藤がありました

2年保育を選ぶことで、彼女の成長の機会を奪ってしまわないか

次女ナミの育児もあってずっと相手をしてあげられるわけではないから、本当は幼稚園へ入れた方がウリも楽しかったんじゃないかな…。最初は泣いたとしても、いずれ慣れるだろうし…
悩みは尽きませんでした。
正直に言うと、
赤ちゃん返りをした長女ウリがずっと家にいる生活は、
私にとってとてもつらく大変な1年間となりました
長女ウリのために公園にでかけると
帰り道、ウリに抱っこをせがまれてしまいます
物理的にウリのことは抱っこできなくて(首の座らない次女がスリングの中にいる)
悲しむウリの顔を見るのは、母親としてとてもつらかったです

0歳児を育てながらの毎日は、ウリの要求に応えたくても応えられないことばかりでした。手が4本あれば、二人のことを抱っこできるのに…私が2人いれば、授乳中もウリのことを抱きしめてあげられるのに…といつも考えていました
当時のアルバムを見ると、0歳のナミの頭の上にぬいぐるみをのせて遊んでる写真や
2人が遊んでる写真がたくさんあります。
2年保育を選んだからこそ、私・ウリ・ナミの3人の思い出は本当にたくさんできました。
実際に、年中から入園したら、初日だけウリは大泣きしました
2か月程でお友達もでき、園でも楽しそうに過ごせるようになりました
ただ、とても良い幼稚園で、先生方も良くして下さりましたが
年中・年長の2年間、「できれば幼稚園をお休みしたい」という姿勢は変わりませんでした。
選べるのなら、ずっとおうちにいたいようです。
2年保育を選んだことによる成長の遅れなどは感じたことはありません。
どの子も小学校入学時には、2年保育なのか3年保育なのかなんてわからないです。
また、1年遅れて入園したことで回りのお友達と馴染めない、グループに入れない
ということも全くありませんでした。

「あの子は1年遅れて入園してきた」なんて幼い子供たちは全く気にしていません。気にしているのは、私だけでした。
また、引っ越しなどの理由で、学期の途中で入園してくる子
転園していく子も年間2,3人いました
全員が一律に年少の4月に入園するわけではないんだと知り、安心したのを覚えています。
総合して、振り返ると
ウリの赤ちゃん返りが激しかった&下の子のお世話で、
入園を1年遅らせた決断は、私にとって想像以上に大変な毎日をもたらしました。
でも、長女ウリが1年生になり私の手から離れていき始めた今
やれるだけのことはやった
これ以上できない位、悩み、愛し、向き合った苦しくも幸せな1年間だった
と言い切れるほど濃厚な1年間を過ごすことができました。
これからは私のもとから離れて外の世界に羽ばたいていくのを眺めることになりますが、
未練もやり残した感も寂しさもなく

どうぞ、外の世界へ飛び立っていってください!!!
という心境です。
長女ウリも、私からの愛情を疑うことなく健やかに育ってくれているように思います。
3年保育から入園させた場合と、実際に比べることができるわけじゃないですが
わがやの場合は、総合的に2年保育を選んで良かったなと感じています。
まとめ
結論:どちらを選んでも、メリットとデメリットがあるため
2年保育でも3年保育でもどちらが正解ということはありません。
親御さんの価値観で決めて良いと思います。
■3年保育のメリット
- 子が幼稚園へ行く間に、親が体と心を休めることができる
- 今まで保護者と遊ぶことがメインだった子が、お友達と遊ぶ楽しさを知るきっかけになる
■3年保育のデメリット
- 社会の流れで年少から入園が主流になってきましたが、年少はまだまだ幼い。保護者の方と離れることがかなり心理的負担になる子もいる
- 年少で入園すると、おしっこが良いタイミングで行けなかったり、先生にうまく言葉で気持ちを伝えられなかったり、本人にとっても保護者にとっても心配事がある
■2年保育のメリット
- 子どもとゆっくり関われる時間が1年増える
- 入園児に年中なので、身の回りのことが一通り自分でできるので本人も親も安心
- 下の子が0歳だったりすると、上の子の送迎はかなり大変。上の子を2年保育にして入園を遅らせると、時間に縛られずに過ごせる
■2年保育のデメリット
- 同い年の子の多くは3年保育で入園するため、平日の午前中に公園へ行っても年下の子しかいない
- 「幼稚園か保育園へ行っていないんですか?」と聞かれて、保護者の方が嫌な気持ちになったり、説明するのが面倒くさく感じることがあるかもしれない
- 気にする性格の子は、入園時に、周りの子はみんな園の勝手がわかっているのに、自分だけ新参者で、疎外感を感じる可能性がある
上記のメリットとデメリットも踏まえながら
- 母親が、子どもと24時間一緒にいることで限界がきていないか
- 子どものタイプはどうか(新しい環境にすんなり馴染めるタイプか、母子分離を極端に怖がるタイプではないか等)
上記の2点も判断基準に加えて、決めるのが良いと思います。
保護者の方が、子どもと自分たちのことを良く考えて決めたのなら
自信をもって毎日ハッピーに過ごして下さいね♩
どちらを選んでも、いずれ入園の日は来ますので。
入園のタイミングで今悩んでいる方のモヤモヤが晴れれば幸いです。
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