今回は、
長女が取り組んでいる「漢字ドリル」で起きた親子バトル
について書いてみようと思います。
家庭学習って
子どものためにと頑張るほど空回りしてしまうこと、ありますよね。
「つい声を荒げてしまった…」
「なんでちゃんとやってくれないの?」とモヤモヤする日。
でも、そんな日があったからこそ
“教える”より“伴走する”ことの大切さに気づけました。
【なぜ怒ってしまったのか】小2漢字ドリルで親子バトル勃発

隣で勉強する様子を見ていると、
書き順はめちゃくちゃ。
• 書き順を間違える → 注意する → 不機嫌になる → 進まない…
根気強く教えても、

うんうん…
(明らかにやる気なく聞き流す)
これが続くと、私の心は荒れていきます。

私も忙しいのに!
イライラ!

なんでこんなに進まないの?
覚えなきゃいけない事は
たくさんあるのに…
長女の小学校では、漢字をとても重視していて
進度がとても速く、毎朝テストがあります。

ウリちゃんが真剣にやらないなら、ママももうやらない!
授業だけじゃついていけずに苦労しているから、一生懸命教えてるのに!
と、大爆発して泣かせてしまいました。
少し時間が経ち、冷静になると自分の想いと現実の矛盾に気が付きます。
ウリが困っているから助けてあげたくて始めたのに
その私がウリを泣かせている…。
夫との対話で気づいた3つのこと

「このまま続けたら、家庭学習が原因でウリとの関係が悪くなっちゃう…!」
と思い、夫クマに相談。
【漢字練習を楽しむコツ】完璧より「だいたいの形」でOK
今、優先したいゴールは何だろうと夫と話しました。
- 「止め、ハネ、はらい、書き順」を完璧にすること?
- まずは2年生で習う漢字のだいたいの形をつかむこと?
答えは、後者。
完璧にやらせようとしていたけれど、今はまず形を覚える段階
だということで意見が一致。
それからは下記のことを徹底しました。
- 書き順が違っていても、訂正しない
- 字のバランスが崩れていても訂正しない
- 止め、ハネ、はらいが間違えていても訂正しない

まだ2年生。
漢字の細部にこだわって親子が衝突するより、
①勉強習慣をつけること
②勉強をつらいものにしないこと
③漢字のだいたいの形をつかむこと
を優先したよ
すると、基本的に褒める姿勢でいられるようになりました!
長女ウリもうれしそう…*
【集中力のコツ】15分だけ!短時間学習が成功のカギ
子どもは集中が長く続きません。
一般的に、子どもの集中力が続く時間は下記のように言われています。
「年齢×2~3分」または
「年齢+1分」
ウリの場合、
- 7歳×2=14分または
- 7歳+1分=8分
ダラダラやるより短時間が◎。
そこで、直しも含めて一回の量は
「絶対に15分で終わる量」にしました。
時には10分で終わることもあります。

毎回すぐ終わるのがわかっているから
始める時もおっくうじゃないよ
15分計るタイマーはこちら。

少しでも、勉強の時間が楽しくなればいいな。
【ほどよい距離感が◎】“べったり見守り”は逆効果?
そして、隣で見ていることをやめました。
隣で見ているとどうしても甘えてしまい

あのね~今日学校でね~

まま~(むぎゅ)
ということに…。
私もつい口うるさく注意してしまいがちなので
「わからないことがあれば声かけてね」と言って、その間に家事をやってます。
適度な距離感のほうが、お互いにストレスなくできます!
【親世代との違い】今どきの小学生は意外とハード!

そして、私も最近知ったのですが
今の小学2年生は、親世代が子どもの頃より
授業の負担感が増しているそう…!

親世代が学んでいない新しいことを学ぶようになり
国語・算数などの負担も相対的に増加しているんだって!
- プログラミング教育の導入
- 英語教育の早期化・充実
- アクティブラーニング
- ICT・デジタル教材の活用
ついつい自分が小学生だった頃と比べてしまっていたよ…
「もっとちゃんと勉強してほしい」
と思っていたけど、
今の子たちは本当によくがんばってるんだなぁ。
【まとめ】教えるのではなく“伴走”を意識してみよう

子を大切に思うからこそ力が入ってしまう、家庭学習。
でも力の入れすぎも良くないんだなぁ。

教えるのではなく
頑張る子どもに伴走するようなイメージがちょうどいいね
教える側の私が、まず伴走の仕方を考え直すことが大事でした。
最初から完璧じゃなくていいんですよね。
“続けられるやり方”の方がずっと大事!

「ちゃんとやらせる」じゃなくて
「一緒にやってみようか」が合言♩
子どもの家庭学習に悩んだとき、
「どこまで手を出す?」
「どうやって見守る?」と迷う親御さんも多いのではないでしょうか。
この記事が、同じような悩みをもつ方のヒントになればうれしいです。